大型二種⑧シミュ・実車[路上]
今日は
1時限 シミュレータ[先急ぎ運転]
2時限 実車[観察]
4時限 学科[セット教習・危険予測]
こんな感じだった。
シミュレータ(先急ぎ運転)
シミュレータはタクシー版でプレイ。
先急ぎ運転の体験。
1.普通に乗客を目的地まで送り届ける
2.乗客に急かされた状態で目的地まで送り届ける
の2つを体験した。
急ぎの状態で運転すると心理的にも余裕がなくなって危険を見過ごしがちですね〜といった内容。
すんでのところで自転車との衝突を回避したが急ブレーキ。確かに急ぎを意識していると、1回目の普通ver運転のときに発見できた自転車の頭が目に入ってこなかった。
でも2回目の急ぎverでもコースもシチュエーションも全く同じだから対策できちゃうんだよなぁ…。
細かい部分は省略。
路上教習・観察
今回は珍しく、指導員の運転を助手席から観察してみるという教習。
所内では指導員が運転することはよくある(指導員が課題を実演してみせたり、車両をちょうどいいところまで移動させたり)のだが、仮免許を取得して路上教習へ入ると運転を交代するタイミングがないので、基本的にハンドルを握るのは自分だけだ。
指導員はネガティブ陽キャ・若めのMさん。
参考にさせてもらった部分はいくつか確かにあるのだが(特に安全確認のタイミングは今後使わせてもらうつもり)、
そばで見ていてもやっぱりやるべきことをやっている運転、といった感じに見え、超能力を発揮するわけでもなかったから良くも悪くも平和な路上教習であった。しかしそれは観察中の話。
途中から僕が運転したのだが、実はこの車校へ来てから初めて乗る2号車だった。
フィンガーシフトじゃなくてギヤが入りづらいし、ミラーの位置が高くて見づらい。
1号車の三菱ふそうに比べて加速に余裕があるが、そのぶん繊細なアクセル操作をしないと加速ショックが生ずるほどだった。
小回りは効くし、ステアリングもまわしやすくて悪いところばかりでもなかったが。
ギヤが入りづらいことを除けば鋭角や方向変換なんかでは助かる車両だろう。
しかしここは路上だ。ギヤが入りづらい(位置がわかりづらい)。2速へ入れるつもりがR、なんてことも。
ミラーの位置も高くて、いちいち白線との間隔を確認しようにも目線をかなり上げないといけなくて、姿勢的にもつらく、前面ビューが視界から外れるため危険だ。やりづらい。
しかも次の時間では、この車両でコメンタリードライブをするという。
コメンタリードライブとは?↓
路上教習(コメンタリードライブ)
視界に見える危険や注意事項を「前方横断歩道、歩行者ナシ」、「対向右折車注意」のように声に出しながら運転するというものだ。
実際に声に出して運転することで、当該注意すべき対象物に対しての注意・意識がより強まるといった効果を期待できるそうだ。
実際にやってみた。
「左方向標識注意(ミラーあたんないように)」
「横断歩道ヨシ(歩行者いません的な)」
「制限50(電車でGOか)」
うーん…。制限50って言ったときだけ楽しかったんだけどなぁ…。
なんだかこれ…結構「なんか声に出さなきゃ」と思うとそっちに気を取られて運転操作が疎かになってしまうなぁ…。
ということでこれまで慎重だった運転が結構自家用車的な運転になってました。
おかげで殻を破れたような気がします。ありがとうございました。おいおい
後のセット教習学科では、
「コメンタリードライブでは確かに注意意識は強まるけど、そっちに気を取られて運転がおろそかになりがちだよね」というデメリットもあるよというフォローがあり、
「バス会社に入ったらこういう指差喚呼をやるように指導するところもあるから、こういう方法が、メリットとデメリットがあるってことを知っておいてね」という感じで締めくくられた。なるほど。そういうことなら納得だ。
なお、ドライブレコーダーで運転を録画していたが、何の変哲もない路上教習だったため、
指導員に「ここは保育園が近いから20km/hまで落としてね」と指示された区間を20km/hで走った映像を流されて「ここが良かったところだね」と無理やり褒められて終わりましたとさおしまい