Do IT ノート

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中型一種①入校手続き〜深視力検査

次の2月で免許歴が3年になり、満21歳にもなるのでそのタイミングで大型二種合宿へ行こうと思っていたが……待てなくなり、まずさきに中型一種の教習を受けることにした。

 

まずは車校(教習所)探しから。(車校って名古屋の方言?標準語?)

実はこれが早速立ちはだかる壁となった。

普通免許を取れる車校は数多く存在するが…中型以上を通いで取得できる車校となると、数が限られてくる。

 

さらにその上、どの車校も「混雑で入校までに2〜3週間かかる」とか、「入校できても最初の予約が取れるのが1ヶ月以上先だ」とか、そういった返答ばかりで、なかなか決められずにいた(この時点で7月初旬)。

 

それにどの車校もなかなか遠い。軽四持ちとはいえ、片道1時間レベルの距離は悩みものだ。

7月末には中型取って夏休みにコースターで出かけよう!なんて甘い考えは容易く打ち砕かれることとなった。

 

そんな中、自宅から30分の位置にある車校が、中型も大型も扱っている上、「入校自体はすぐにできる」と返答してくれた!(予約が取れるのはだいたい2〜3週先だという)

 

入校さえしてしまえば、あとは空いてる時間をなんとか見つけて予約を取ってしまうだけだ!という甘い考えのもと、さっそく乗り込んだ。(実際はそこまで甘くなかったが笑)

 

フロントに入校の手続きをしたいと告げると、電話口で話していたこともあり、手続きはスムーズに進んだ。

免許証のコピーを取り、教習内容(中型一種)の確認をとり清算を済ませると(17万円也)、視力検査をするといい視力検査用のスペースに連れていかれた。

 

めがねで武装しているので、何の問題もなく視力検査を終えた。そして次は深視力検査である。

 

深視力検査とは、箱の中に横一列に3本並んだ棒があり、真ん中の棒だけ、前後方向に動く。

被検者は正面から見て、3本の棒が横一列に並んだと思った時にボタンを押す。

ボタンを3回押し、3回の平均誤差が20mm以内なら検査はクリアというものである。

 

大型二種をもともと取得したく、いろいろ調べているうち、準中型以上から深視力検査があることは知っていたし、ビリヤードもしているので奥行きを掴むことには不安はなかった。

 

さあ、やってやるぞと意気込むこと「数回」……。

 

ダメだ。これ全然ダメだ。

 

まず見ているうちに棒がぼやけてくる。奥行きを掴むどころじゃない。まず棒の正確なビジョンがつかめない。途中から変な模様がついてみえてくる。棒ってしましま模様だったっけ?めがねを外してみてみると棒は黒一色だった。

焦ってカンで押しているが当然通らない。当時は目が疲れていたということもあるが、そんなことは言い訳にならない。(ただし何度もチャレンジさせてくれた)

「ピッタリでした」そう言われてももはや喜べなくなっていた。あとの2回を大きくハズして平均誤差20mmをオーバーしたら意味がない!

 

そんな時に係員さん(フロントの人)から救いの手が差し伸べられた。

「棒の動くスピードが速いタイプと遅いタイプとあるんですけど、今度は遅い方でやってみましょうか?」

そんなことができるのかよ……早く言ってくれ…………もちろん即答だ。「おねがいします」

すると絶望感と陶酔感に塗れた深視力検査はすんなりとクリアした。

「仮免許の深視力検査の際も、遅い方でやってもらうようにお願いするといいですよ」

ひとまず難関突破だ。まだ入校式すら終えていないのに。

 

次回は入校式だ。明日行ってきます